横浜商大不動産会10周年記念祝賀会

2013年11月27日 於・横浜中華街 金香楼

横浜商大不動産会10周年を迎えて(あゆみ)

(株)不動産ビジネス社 代表取締役 竹田嘉夫

設立10年が経ち、新しい会員も増えてくると、当たり前のように活動しているこの会がどのようにして設立されたのか、知らないままに過ごしている会員も多い事でしょう。

10年を境にして記憶の意味でも忘れない内に、この機会に残しておいた方が良いだろうとここに掲載する事にしました。

そもそもの始まりは、私が同窓会の役員になった所から始まりました。

役員会に出席して、初めて同窓会の中に職域支部があるという事を知り、ならば私の職業でもある不動産関係で支部を作りたいと言う思いから始まったのです。

2003年(平成15)11月、不動産支部発足

最初に同窓会の総会で知り合った寺島先輩に声を掛け、ミサワホームの業者会の同じ役員だった南澤先輩に声を掛け、そしてゼミの同窓会で知り合った後輩の上水さんに声を掛けて、まずは4名でのスタートでした。

よく4人でどんな活動をしていこうかと語り合いました。当座はまず会員を増やさなければ、皆で懇親を深め良い仕事ができるように頑張ろう!そして、温泉旅行でも行けたらいいね。そんな希望を話し合っていました。

同窓会の会報掲載の効果もあって会員も少しずつ増えてきたある日、次の転機となるきっかけがありました。業界紙に大学不動産連盟発足の記事が載っていたのです。早速、そこに載っていた連絡先に問い合わせをし、規約を送っていただきました。

新たな目標が出来、それなら会員をもっと真剣に増やしていかなければと、寺島元会長を始め同窓会やメンバー皆の協力で、凄い勢いで仲間が増えていきました。あっと言う間に会員が3倍にもなりました。

2007年(平成19年)2月、大学不動産連盟正会員校承認

大学不動産連盟に申請をし、オブザーバー校から準会員を経て何年か掛けて正会員に。なかなかの苦労でした。活動がちゃんと出来ているのかと、2度の当会情報交換会の視察もありました。寺島会長と何度も何度も理事会で説明とお願いを繰り返し、会議の後で繰り返しの反省会。横浜商大不動産会が正会員になっても総会を開く能力などないだろうとも言われ、私達が責任を持ってやります、出来ますと強く説明した事もありました。

その後、後輩達も成長し活動に慣れ活躍をしてくれるに至り、安心して任せられるようになって、このように10周年を迎えられた事は本当に感慨深く嬉しい限りです。

多くの方のご協力に支えられ、ここまでこれた事は本当にありがたく感謝の限りです。

お蔭様を持ちまして、多くの方との嬉しい出会いがあり、様々なドラマが生まれることになった事は当初は想像だにしなかった事です。この様な貴重なきっかけを是非とも会員の皆様は生かし、利用し、さらに発展をさせていって頂けることを強く希望し、締めくくらせて頂きます。

最後に寺島元会長以下、苦労を共にし身を削り必死の思いで立ち上げ、軌道に乗せていって頂いた皆様に、この機会に改めて心より御礼申し上げます。

「頼まるるものとならばや」「讃めらるるものとならばや」「招かるるものとならばや」を胸に。さあ、これからだ!

(横浜商大不動産会10周年記念式典パンフレットより)